北九州市の紫川に架かる10橋は、それぞれ愛称があってコンセプトをもって建設されています。
中には、この間隔にこの橋必要?と思える橋もありますが…。
小倉市街から北九州市役所や勝山公園に向かう紫川に架かる中の橋(愛称:太陽の橋)に奇妙な7体のオブジェが橋を占拠しています。
また、橋には鮮やかなモザイクタイルで橋の曲線を利用して橋のたもとから見ると北九州市の花であるヒマワリに見える仕掛けがしてあります。
北九州市民の間では、「マカロニ星人」「ペンネちゃん」「ちくわ頭」などの愛称で知られていますが、個人的にはあの規則正しいいギザギザは”ペンネ”が一番しっくりくるように思えます。
正式な名称は『宇宙七曜星の精』といい7体で一週間の曜日を表しているのでしょうか?
当初は、12か月分の12体を制作する予定でしたが予算の都合で7体になったそうです。
この橋が作られたのが1992年で丁度バブルが弾けたころなので影響を受けたのかもしれませんね。
私もバブルが弾けた後の就職氷河期世代で失われた世代(ロスジェネ)です。
社会人としてバブルを迎えたかったなぁ~。
1体700万円で7体あることは4900万するのか…。
もし12体作っていたら8400万!(笑)
『宇宙七曜星の精』の作者は、日本を代表するグラフィックデザイナーで大阪万博のポスターを手掛けた故:福田繁雄さんの作品です。
梵人には人間の体にペンネ(自分の中ではペンネと思っている)を組み合わせる発想は浮かびませんよね。


