戸畑区夜宮公園のすぐそばにある天籟寺小学校に沿うようにして国指定天然記念物『夜宮の大珪化木』が展示してあります。
割と身近に天然記念物展示してあるんですね。
しかも警備員などもいなくて無防備な状態で…。
成分は、ガラスの主成分と同じ二酸化ケイ素(SiO2)です。
しかし、「石炭になりそこなった木」て少し失礼な言い方ですよね(笑)
夜宮の珪化木は、トウダイグサ科広葉樹の一種、ニセホバシライシの幹が化石化したもので長さ推定40mあり露出部分は約12.9mある日本最大級の珪化木です。
地質年代では、約3500万年前にできた地層に埋もれていたもので、昭和15年10月に夜宮地区の区画整理中に発見されたそうです。
掘り当てた人もよくこれが歴史的に貴重な「珪化木」だと気付いたことがすごいと思います。
展示されてある『夜宮の大珪化木』がこちらです。(網の隙間より)
アクリル板と網で保護されていますが、アクリル板は砂埃で汚れていてちょっと見難かった…。ぞうきんがあれば拭き掃除するのですが…。
歴史にも貴重な国指定の天然記念物を見にいってはいかがでしょうか。